Luna UltraとOsmo Pocket 4P、違いは4つだけ
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画面を外して離れた場所から撮りたいなら Insta360 Luna Ultra(119,800円)、4Kのスローモーションを撮りたいなら DJI Osmo Pocket 4P(99,000円)です。 公式スペックを並べると、2台の違いは4つに絞れます。画面が外れるか、4Kスローの上限、8Kの有無、ズームの上限です。それ以外は、2眼・1インチ・60mmの望遠と、驚くほど似ています。
僕は Osmo Pocket 3 を2023年11月から使っています。映像用に買った Sony FX30 を持ち出せず、1か月あまりで Pocket 3 に買い替えました。結果は大成功でした。小さくて、音声もよく、記録がたくさん残りました。一方で、家族に預けたときは、モードの切り替え方が分からないまま1日が終わり、動画は3本しか残りませんでした。
Luna Ultra と Pocket 4P は、どちらも持っていません。この記事は、Pocket 3 を使ってきた立場から、公式スペックだけで2台を比べます。
価格・仕様・レンタル料金は、2026年9月25日に各社の公式ページと Rentio のページで確認した内容です。価格はすべて税込です。
公式スペックを並べる
| 項目 | Insta360 Luna Ultra | DJI Osmo Pocket 4P |
|---|---|---|
| 価格(基本構成) | 通常版 119,800円 | スタンダードコンボ 99,000円 |
| メイン | 1インチ・F1.8・20mm相当 | 1インチ・f/2.0・20mm |
| 望遠 | 1/1.3インチ・F2.0・60mm(Leica Summicron) | 1/1.28インチ・f/1.8・60mm |
| ズーム | 最大15倍(6倍ロスレス) | 最大12倍 |
| 動画の上限 | 8K30/4K 120fps/1080p 240fps | 4K 60fps(スローは広角で4K 240fps) |
| ダイナミックレンジ | 最大14ストップ | 広角 最大17ストップ(D-Log 2時)/中望遠 14 |
| Log | 10-bit I-Log | 10-bit D-Log 2(1倍ズームのときだけ) |
| 画面 | 着脱式2インチ OLED | 2.0インチ・回転する(外れない) |
| ストレージ | 内蔵47GB+microSD 最大2TB | 内蔵103GB+microSD 最大1TB |
| バッテリー | 1550mAh・240分(1080p24) | 1545mAh・210分(1080p24) |
| 重さ | 233g(黒)/235g(白) | 230g |
出典: Luna Ultra は Insta360 公式ストア Luna シリーズ、Pocket 4P は DJI 公式 仕様 と 製品ページ、Pocket 4P の価格は DJI のプレスリリース。
Luna Ultra の重さは、プレスリリース では「約200g」と書かれていて、ストアのスペック表(233g/235g)と食い違います。この記事はスペック表の値を使っています。
違いその一:画面が外れるか、回るか
Luna Ultra の画面は本体から外れます。外した画面はリモコンになり、公式は最大20mと書いています。ただしこれは、画面を外して、開けた遮蔽物のない環境で Wi-Fi 接続したときの値です(公式ストア)。自分が画面の中に入って、構図を見ながら撮る。集合写真や、ひとりの旅の記録に効く仕組みです。
Pocket 4P の画面は外れませんが、回転します。公式は「タッチ画面を回転してすばやく電源を入れ」と説明しています(製品ページ)。
違いその二:4Kスローの上限
4Kで240fpsのスローモーションが撮れるのは Pocket 4P の広角レンズです。中望遠は最大4K 200fpsです(製品ページ 注4)。
Luna Ultra の4Kは最大120fpsで、240fpsが撮れるのは1080pのときです(公式ストア)。子どもの動きを4Kのままゆっくり見せたいなら、ここで分かれます。
違いその三:8K
8K30が撮れるのは Luna Ultra だけです(公式ストア)。Pocket 4P の動画は4Kまでです(DJI 仕様)。8Kで撮っておけば、あとから一部を切り出しても解像度に余裕が残ります。
違いその四:ズームと、ダイナミックレンジの条件
ズームは Luna Ultra が最大15倍(6倍ロスレス、公式ストア)、Pocket 4P が最大12倍です(製品ページ)。
Pocket 4P の「17ストップ」には条件があります。D-Log 2 で撮ったときの広角の値で、10-bit D-Log 2 は1倍ズームのときだけ使えます(製品ページ 注1・注2)。あとから色を作る撮り方をしない人には、効きにくい数字です。
値段の並び:Luna Pro を入れると変わる
| 機種 | 価格(公式・2026年9月25日時点) |
|---|---|
| Insta360 Luna Ultra 通常版 | 119,800円 |
| DJI Osmo Pocket 4P スタンダードコンボ | 99,000円 |
| Insta360 Luna Pro 通常版 | 83,200円(レンズ1本・最大4倍ズーム・215g(黒)) |
| DJI Osmo Pocket 4 | 79,200円から |
| DJI Osmo Pocket 3 | 58,960円から |
出典: Insta360 公式ストア Luna シリーズ(Luna Pro を選んだ表示)、DJI 公式 製品ページ のシリーズ比較欄。
望遠の2本目が要らないなら、Luna Pro や Pocket 4 も候補に入ります。
買う前に試すなら、返品よりレンタル
| 会社 | 返品の条件 |
|---|---|
| DJI | 受け取りの翌日から30日以内。未開封の新品だけ。返送料は自己負担(DJI サポート) |
| Insta360 公式ストア | 受け取りから15日以内なら理由を問わず申請できる。使った形跡がある商品は断る場合がある(返品・交換ポリシー) |
撮って試してから返す、という使い方はどちらも向きません。試すならレンタルです。
| 機種 | レンタル料金(2026年9月25日時点) |
|---|---|
| Luna Ultra | Rentio 7泊8日7,480円から |
| Pocket 4P | Rentio 7泊8日7,980円から |
家族に使ってもらうつもりなら、借りた1週間のうちに、その人にも触ってもらうのがいいと思います。僕の Pocket 3 は、渡しただけでは使えませんでした。
買う場合も同じです。旅行や行事など大事な日の前に、少なくとも1週間は毎日触って、モードの切り替えに慣れておきたいところです。当日に初めて触ると、撮りたい場面で操作に迷います。
Luna Ultra を選ぶなら、一緒に見ておきたいもの
| 品名 | 価格 | 公式の説明 |
|---|---|---|
| スライド式保護ケース | 1,900円 | ブラック/ホワイト |
| ネックマウント | 4,600円 | Luna シリーズ用 |
| バッテリーハンドル | 14,700円 | 1000mAh内蔵 |
| ミニフィルライト | 3,700円 | 175mAhで最大380分 |
| 広角レンズ | 7,300円 | 装着すると108°の画角 |
| ND フィルターセット | 11,000円 | ND4/ND16/ND64 |
出典: Insta360 公式ストアの スライド式保護ケース・ネックマウント・バッテリーハンドル・ミニフィルライト・広角レンズ・ND フィルターセット。
基本構成に入っているのは、本体、保護カバー、ウインドガード、1/4インチねじ付きハンドル、リストストラップです(公式ストア)。どちらの機種も、長く撮るなら microSD を別に用意しておきたいところです。画面を守るフィルムについては、2026年9月25日に確認した Insta360 公式ストアのアクセサリー一覧に、Luna 用の保護フィルムは見当たりませんでした(アクセサリー一覧)。
僕の判定
| こんな人 | 選ぶなら | 理由 |
|---|---|---|
| 自分も画面に入って撮りたい | Luna Ultra | 画面を外してリモコンにできるのはこちらだけ |
| 4Kのままスローで撮りたい | Pocket 4P | 広角で4K 240fps。Luna Ultra の4Kは120fpsまで |
| 8Kで撮って、あとから切り出したい | Luna Ultra | 8K30はこちらだけ |
| 望遠の2本目は使わない | Luna Pro か Pocket 4 | 2眼に払う差額が要らない |
| いま Pocket 3 を持っている | 待った方がいい | 手元の Pocket 3 で記録が足りているなら、10万円を足す理由は薄い |
手元の Pocket 3 は、いまも動いています。
このジャンルは、比べ始めると「買うか、買わないか」の問いが飛んで、「AかBか」になりがちです。10万円を出す前に、いま手元にあるもので足りていないのかを一度確かめてから、比べるのがいいと思います。
よくある質問
Luna Ultra と Osmo Pocket 4P のいちばん大きな違いは何ですか
画面です。Luna Ultra は2インチの画面を本体から外してリモコンとして使えます(条件がそろえば最大20m)。Pocket 4P の画面は外れませんが、回転します。ほかに、4Kスローの上限(Pocket 4P は広角で4K 240fps、Luna Ultra は4K 120fps)、Luna Ultra の8K30、ズームの上限(Luna Ultra 15倍、Pocket 4P 12倍)が違います。
Luna Ultra の4Kは240fpsで撮れますか
撮れません。公式ストアの仕様では、Luna Ultra の4Kは最大120fpsで、240fpsは1080pのときです。4K 240fpsのスローモーションが撮れるのは Pocket 4P の広角レンズです。
どちらも microSD は使えますか
使えます。Luna Ultra は内蔵47GBに加えて microSD 最大2TB、Pocket 4P は内蔵103GBに加えて microSD 最大1TBに対応しています(各社公式)。
買ったあとで合わなかったら返品できますか
条件つきです。DJI の返品は未開封の新品だけです。Insta360 公式ストアは受け取りから15日以内なら理由を問わず申請できますが、使った形跡がある商品は断る場合があると書いています。試してから決めたいならレンタルが確実で、2026年9月25日時点で Rentio は Luna Ultra が7泊8日7,480円から、Pocket 4P が7泊8日7,980円からでした。
Luna Ultra より安い選択肢はありますか
同じ Luna シリーズに Luna Pro(通常版83,200円)があります。レンズは1本で、ズームは最大4倍です。DJI では Osmo Pocket 4 が79,200円から、Osmo Pocket 3 が58,960円からです(いずれも公式、2026年9月25日時点)。
- 価格・仕様・返品条件は各社公式、レンタル料金は Rentio のページの記載にもとづきます(2026年9月25日確認)。
- 僕が使っているのは Osmo Pocket 3 です。Luna Ultra と Pocket 4P は所有していません。
最終更新: 2026-09-25